総合交通安全センターを目指して。
代表取締役社長
筒井 祐智
昭和39年の創業以来、弊社は常に人と人とのふれ合いを大切にする「あたたかい自動車学校」をモットーに、学校づくりをしてきました。単純に運転免許を取得する場所という従来の考え方から脱して、子供から高齢者までを対象とする総合的な交通安全センターを目指しています。現在、初心運転者ばかりではなく、歩行者教育や自転車教育、さらにはバスやトラックなどのプロドライバーへの交通教育も行っています。
少子高齢化が叫ばれる中で、質の高い交通教育が行われるように技術的なことはもとより、心理学的な分野へも研鑽を深め、充実した環境を整えていきたいと思います。
あたたかさにも色々ありますが、単に人に甘い顔をするだけが「あたたかさ」であると思ってはおりません。人の命を預かり、また人の命を左右する交通社会人の育成のためには、時として厳しい態度で臨まなくてはなりません。しかし厳しさの中にも人間味がなくてはならない、人への思いやりがなくてはならない。これこそが当社の目指す「あたたかい学校」のイメージなのです。
全自動型の自動車が開発される中、機械を動かす「人間」の教育は必要不可欠です。当社の伝統には「常に楽を求めず、苦しみの中に仕合わせを求める…」という言葉がありますが、「仕合わせ」とは人との出会い、縁のことを言い、仕合わせが良ければ必ず「幸せ」にも通じます。一歩一歩を地道に努力することができる人材教育を行い、地域に根差した交通教育機関であり続けたいと思います。